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民主文学えひめの会

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四国文学研究集会の報告

 第三十七回四国文学研究集会は、十一月十九日、二十日の二日間、講師に能島龍三文学会事務局長さんを迎え、愛媛県今治市、「大潮荘」において開催されました。

 昨年徳島支部が結成されてから、各支部での開催は四年に一度のローテーションとなり、今年は愛媛での開催となりました。当日、予讃線運行の不都合により、高知と香川の一部の方の参加が大幅に遅れるというアクシデントの中での開催となりました。

 参加者から率直な感想や意見が述べられました。
 合評会は参加者の作品を合評するということで行いました。合評のスタイルとしては、①まず作品の説明、批評、感想などをその県の者が主報告を行う②合評研究会の参加者が作品に対して率直に感想、意見を述べ合う③そして講師の能島さんに詳細に評論、批評をしていただく④それを受けて作者が感想を述べる、という形式で行いました。
 
 合評会の司会は香川支部のベテランの中村史朗さんにしていただきました。どの作品とも熱心に討論が行われ、時間の調整に苦労されていました。いろいろな角度から出された意見等から今後の創作の上において大いに参考になりました。
 
 夕刻からは能島さんによる「昭和の時代と戦争――創作の原点として」の講演がありました。講演にはオープン参加があり、研究集会の参加者と合わせて三十名の方の出席となりました。
 能島さんは、①3・11から戦争を考える②あの戦争の実態と現代③総括されていない戦争④昭和の戦争から見た人間の成熟とは、の内容で話されました。一時間十五分ではとても短いという思いにさせられる講演でした。

 来島大橋を眺望し、来島海峡を眼下にした会場で、美味しい鯛料理も満喫できた二日間でもありました。来年は香川支部の支部合併後に発行された支部誌百号を四国の仲間全員で祝うことにしようと香川での開催を確認して終了しました。               

(鴨川耕作)  

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