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民主文学えひめの会

日本民主主義文学会愛媛支部のサイトです

旭爪あかね文学講演会、「愛媛民報」紙に

希望ある世の中つくる力になれる文学を
作家・旭爪あかね氏が講演
民主文学えひめの会10周年記念


創立10周年を迎えた民主文学えひめの会は12日、松山市のえひめ共済会館で創立10周年記念行事を開催し、記念文学講演会、第7回定期総会、10周年記念レセプションを行いました。
 
記念文学講演会では、作家で日本民主主義文学会副会長の旭爪あかね氏が「私を歩き直させてくれた文学」と題して講演し、50人の参加者が聴き入りました。
 
旭爪氏は、子ども時代から大学入学までの歩みを、「いい子」でなければとの思いをずっと背負い、人とつながることが苦痛な人生を歩んできたと紹介。「大学院に進学しますが、大学に行くことができなくなり『引きこもる』ようになります。中退せざるをえなくなり、就職しても職場に行くことができず辞めてしまいます。そんな中、自分に残されたものは『これしかない』と小説を書き始めました」と述べました。
 
「初めは引きこもった自分を小説に書くことで自分を確認したかったのです。しかし、いまは、つらいことを書くだけでなく、なぜ自分か引きこもるようになったのか、書くことを通じて考えてみたいのです」と言います。
 
「いま、すごく生きづらい世の中で、容易に希望や展望を語ることはできません。民主文学と言うと、希望や展望を示して『がんばろう』という小説だと思うかもしれませんが、そうではありません。本当に苦しい思いを共有したり、苦しみがどこから来るかを探り当て、つながり合うことで、希望が持てるのではないでしょうか。それを通して、この時代を生きる人、あすの時代をつくる人たちとつながり合う。そういう文学を生み出していくことが、希望ある世の中をつくる力になると思います」と結びました。

定期総会で、大澤博明会長は「10年前、愛媛で30年ぶりに支部をつくりました。その歴史と伝統を受け継ぎ、次の10年をめざしましょう」とあいさつしました。

鴨川耕作事務局長が活動方針を提案しました。

総会は、会長に大澤氏、事務局長に鴨川氏を再選しました。

(2014年10月19日付「愛媛民報」紙より)

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