結成15年・第30号発刊にあたって
本年は会結成15年、会誌は本号で第30号という一つの節目を迎えました。むろん私たちの文学運動の一通過点ではありますが、その到達点を確認し合い、新たな決意を固めたいものです。
本会結成(22名)は、2004年9月20日です。会誌『民主文学えひめ』は、12月に05年1月1日付で創刊。
次は「発刊にあたって」の一部です。
―――あいつぐ台風・地震に襲われ、日本列島はおだやかでありません。憲法改悪への動きも、自衛隊のイラク派遣・多国籍軍参加と既成事実を積み重ねつつ、執拗に、かつ「大胆」に進められようとしています。私達は今、職場・地域、草の根から、二一世紀の日本のあり方を、真剣に考え、声をあげ、行動を起こす必要に迫られています。
また、日本民主主義文学会の月刊文芸誌『民主文学』創刊四十周年を記念する一月増大号の発行と時を同じくして、本誌が創刊されたことはひとつの機縁だといえます。
先輩達に学びつつ、着実に、かつ楽しく、息長く『民主文学えひめ』と共に歩みを続けたいですね。―――
振り返ればあっという間の歳月でしたが、この間の活動は、多くの会員(最大時48名)と、会誌購読者(毎号ほぼ四百名)の広がりをつくり、愛媛の地に一定の存在感を持つに至っています。
しかし、作品の水準をいかに引き上げるか、今に生きる人間とそのくらし・たたかい等をリアルに展望をもっていかに描くかなど、課題は山積みです。作品合評会の改善、また定年退職者や、特に若い人の入会を心より歓迎し、新たな生命力・新風を吹き込むこと(当面の会員目標は50名への到達)が強く求められています。
さて次の節目である20年・40号、25年・50号に向け、会員・購読者の皆様と力合わせて前進を!
時代に向き合った面白く読み応えのある作品づくりに挑戦を!
会誌を周りの人たちに!
会長 大澤博明 (『民主文学えひめ』第30号より)
本会結成(22名)は、2004年9月20日です。会誌『民主文学えひめ』は、12月に05年1月1日付で創刊。
次は「発刊にあたって」の一部です。
―――あいつぐ台風・地震に襲われ、日本列島はおだやかでありません。憲法改悪への動きも、自衛隊のイラク派遣・多国籍軍参加と既成事実を積み重ねつつ、執拗に、かつ「大胆」に進められようとしています。私達は今、職場・地域、草の根から、二一世紀の日本のあり方を、真剣に考え、声をあげ、行動を起こす必要に迫られています。
また、日本民主主義文学会の月刊文芸誌『民主文学』創刊四十周年を記念する一月増大号の発行と時を同じくして、本誌が創刊されたことはひとつの機縁だといえます。
先輩達に学びつつ、着実に、かつ楽しく、息長く『民主文学えひめ』と共に歩みを続けたいですね。―――
振り返ればあっという間の歳月でしたが、この間の活動は、多くの会員(最大時48名)と、会誌購読者(毎号ほぼ四百名)の広がりをつくり、愛媛の地に一定の存在感を持つに至っています。
しかし、作品の水準をいかに引き上げるか、今に生きる人間とそのくらし・たたかい等をリアルに展望をもっていかに描くかなど、課題は山積みです。作品合評会の改善、また定年退職者や、特に若い人の入会を心より歓迎し、新たな生命力・新風を吹き込むこと(当面の会員目標は50名への到達)が強く求められています。
さて次の節目である20年・40号、25年・50号に向け、会員・購読者の皆様と力合わせて前進を!
時代に向き合った面白く読み応えのある作品づくりに挑戦を!
会誌を周りの人たちに!
会長 大澤博明 (『民主文学えひめ』第30号より)